空き家問題は漠然と知れ渡っていますが、その実態や現状に対する理解は必ずしも充分であるとはいえません。
空き家問題についての理解を深め、市民とともにこの問題についての取り組みを考えていくために開催しているシンポジウムです。
研究者の視点による現状の調査報告や分析、今後の提案等、毎回テーマを変えながら開催していきます。
これからの尾道のまちづくりをみんなで考える場をつくります。
元旅館みはらし亭の活用を考える 更新日:13年10月20日
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2年ほど前から所有者さんと一緒に活用法を考えてきた千光寺の真下の絶景ポイントに位置する元旅館の大型空き家「みはらし亭」の再生第一歩となる動きが、今年度始まっています。昨年度、一級建築士の渡邉義孝さん、片岡八重子さん、東京工業大学の真野准教授の多大なる協力のもと登録文化財への指定へとこぎ着けました。今年度は文化庁の「NPO等による文化財建造物の管理活用事業」の助成を受け、尾道市の文化振興課さんやまちづくり推進課さんとともに実際の改修工事に必要な詳しい調査、資金調達や完成後の活用も含めた再生計画を検討する準備期間を設けています。
今回のワークショップでは、伝統的建造物に詳しい一級建築士の渡邉義孝氏の現地案内のあと、これまでのみはらし亭における活動実績と大型空き家のゲストハウス活用事例として「あなごのねどこ」の再生事例を一級建築士の片岡八重子氏に紹介してもらいました。その後、東京工業大学の真野准教授より全国の登録文化財級の建物の活用事例や資金調達例などを紹介していただき、文化庁の審査員の方々や市役所の担当課のみなさんも含めて、約30人ほどでディスカッションをしました。
尾道のランドマークともなりうる大型の空き家の活用なので、今までの小降りの再生物件とは違い、今まで以上の協力者や再生資金が必要になると考えられ、5年以内の活用開始を念頭に多くの方々を巻き込みながら尾道らしい空きPらしい再生計画を進めて行きたいと考えています。


ワークショップ「元旅館みはらし亭を考える。」

【日時】2013年10月20日(日)13:00〜17:00
【場所】光明寺会舘2階

[第一部]
①13:00  集合(1階 AIR CAFE) 挨拶、説明 (担当) 新田

②13:10〜 みはらし邸現地見学 (講師) 渡邉義孝
     〈内容〉現地まで案内、内部見学をしながら現地でみはらし邸の建物としての見方と魅力を解説。

③14:15〜 これまでのみはらし邸  (講師)片岡八重子 
     〈内容〉空き家バンク登録から脱空き家化ワークショップなど、これまでの歩みを紹介。ゲストハウス事業として、あなごのねどこ紹介。

[第二部]
④15:00〜 今後の活用プランの提案(現時点で考えている案)。 (担当)新田

④15:10〜 財政支援のための仕組みに係る講習会 (講師)真野洋介 
      〈内容〉 (大型物件における)再生活用、財政支援のための仕組みに係る先進事例紹介、今後の仕組みづくりに関する提案。

⑤16:10〜  ディスカッション (司会)片岡八重子 
                (壇上)渡邉義孝、真野洋介、豊田雅子
      〈内容〉出席者を交えながら活用案、仕組みづくりに関する検討など。

⑥16:50〜  挨拶 (担当) 豊田雅子

17:00    終了
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