傾斜地にある空き家歴の長い家の多くは傷みがひどく、空き家の修復にかかる経費の問題は避けて通れません。特に車の入らない傾斜地では工事費が平地の2〜3倍かかるといわれており大変大きな問題です。空き家再生の修復費用を援助するため、それぞれの再生物件で様々なイベントを行っています。イベント自体を楽しんでいただきながら、斜面地の現状や古い家の良さに触れたり、毎回進化する再生過程を見てもらえればと考えています。
尾道瀬戸際建築 スケッチ旅 小さな展覧会 更新日:21年02月04日
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「尾道瀬戸際建築スケッチ旅」の作品展示をあなごのねどこの長い路地の壁部分で開催しています!
その真価を問われないままに簡単に壊されていく建造物を救う手立ての一つとして始めた新企画です。
今回4人がそれぞれ好きな画材で1時間ほどで描き上げたものを3月末まで展示しています。

【尾道瀬戸際建築とは】
時代を生き抜いてきた尾道の建造物が、日々気づかないうちに簡単に取り壊されていっています。その歴史的価値や存在意義を問われることもなく、風景がどんどん変わっていく現代社会。
港町尾道を育んだ瀬戸内海で、まさに解体の危機に瀕した瀬戸際の建造物。
失ってしまっては二度と戻ってこない尾道のかけらに思いを馳せ、
次の世代に繋いでいくことを目指し活動します。






【尾道瀬戸際建築 スケッチ旅とは】
これ尾道に残したいな!と思う建造物を旅する建築家・渡邉 義孝さんに熱く語ってもらった後、1時間ほどのスケッチタイム、その後みんなで近くの再生事例のカフェでお茶をしながら講評会をし、完成したスケッチは、後日、商店街のゲストハウス「あなごのねどこ」の路地ギャラリーで展示する一連の企画です。年に4回ほどの開催を予定しています。
第1回目は、大正時代から残るカーブの美しい東久保の東高の煉瓦塀。
解体してフェンスにしてしまう案が出ていましたが、あらゆる手を尽くし、最後にこの企画を発案した後に、入札がストップされ、保存の方向に向かうことになったそうです。
講評会をするカフェは、久保の洋館付き住宅のカフェ「水尾之路」。
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「東高煉瓦塀」尾道市東久保町12-1
この煉瓦塀は、30以上の区画からなる76メートルの長さで、大正時代の市内最長規模のものであり、林芙美子が通った当時の美しくカーブを描いた貴重な壁で、数々の映像や写真に収められている地域の宝である。最近はこの塀沿いに沿って行った奥の坂の途中に「クジラ別館」という明治時代の茶園を再生活用した小宿が誕生したり、若手の移住者も増えつつあるエリアである。
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