傾斜地にある空き家歴の長い家の多くは傷みがひどく、空き家の修復にかかる経費の問題は避けて通れません。特に車の入らない傾斜地では工事費が平地の2〜3倍かかるといわれており大変大きな問題です。空き家再生の修復費用を援助するため、それぞれの再生物件で様々なイベントを行っています。イベント自体を楽しんでいただきながら、斜面地の現状や古い家の良さに触れたり、毎回進化する再生過程を見てもらえればと考えています。
第5回「ライターズ・イン・レジデンス尾道2022」  更新日:21年07月02日
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林芙美子、志賀直哉、小津安二郎、大林宣彦…
「尾道」というフィールドで、先人たちは何かを感じ、ここで数々の作品が生まれていきました。
時空を超えて、現代の「物書き」を募集します。

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2016年の桜のころ、30年封印されていた「みはらし亭」は息を吹き返しました。
約100年前、まだ日本が美しかったころ、尾道水道の眺めを一望できる千光寺の中腹に、茶園「みはらし亭」は建てられました。
車もテレビも普及していない、時間がもっと静かに流れる古き良き時代に、人々は季節の移ろいを感じ、茶を楽しみ、文学にふけり、遠い海に目を細めながら筆を走らせる時間を大切にしていたはずです。
かつての文人墨客が見てきた尾道の風景や幾重にも重なる歴史が紡ぎだした文化的町並み、そしてそこに残る昔ながらの下町人情…。
山と海と歴史が織りなす箱庭的空間。
冬の尾道で「物書き」しませんか?


日時:2022年1月13日(木)〜2月3日(木)の期間中1週間〜(1週間以下の場合、日割り清算は不可)
   *開始日①1月13日〜 ②1月20日〜 ③1月27日〜 の中から1週間単位での申し込み

場所:ゲストハウス「みはらし亭」全部屋
    1階 8畳個室(鍵付き)
    2階 6畳個室、3畳個室(鍵付き)、4畳個室(鍵付き)
    * 2階の12畳大広間は作家の共有のサロンスペースとして利用させてもらいます
     1階のカフェは土日祝日のみ一般の利用もあるカフェとして通常営業します。
     平日は時間を限っての利用が可能です。

募集対象:小説家、エッセイスト、詩人、脚本家、漫画家、ブロガー、論文を書く学生、映画監督…
     ジャンル、プロアマ問わず幅広く「現代の物書き」を各回4名を募集します。自称も可。
      *希望の日程とお部屋の種類はお申し込みの先着順になります

条件:光熱費込の滞在費を前払いできること
   滞在中に創作活動をすること
   近隣や他の作家に迷惑をかけないこと
   滞在中の土曜の交流会に参加すること(参加費無料)
    *滞在中の作品の完成や発表は不問
 
参加費:1週間1.5万円(8畳の間のみ2.5万円) *1週間単位のみでの受付で日割り清算はできません
    *家賃、光熱費、管理費、交流会費を含みます
    *食事は一切含まれませんが、自炊可能な共有キッチンがあります
 
特典:到着翌日に代表豊田による町歩きツアーに参加できる
   カフェで利用できる割引券進呈(グッズは適用外)
   尾道空き家再生プロジェクトの資料セットとみはらし亭オリジナルブックカバーとしおり進呈
   尾道を満喫できる各種招待券や割引券を進呈
   尾道の愉快な仲間たちと交流できる
   近隣の猫やお年寄りに癒される

申し込み・お問い合わせ:080-6323-9921 (豊田)/ mail@onomichisaisei.com
    *滞在希望のかたには申し込み用紙を送りますので、メールにてその旨をお知らせください
    *新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、急遽開催が出来なくなる可能性もありますので、ご了承ください
©2008 尾道空き家再生プロジェクト