歴史あるお寺や神社、坂道と海が織りなす美しい風景…… でも尾道の魅力はそれだけではありません。これまであまり注目されてこなかった住宅や事務所、銀行建築や土蔵など、尾道の賑わいをいまに伝えるきらっと光る建築たちがこの町にはたくさんあります。身近な建造物にも興味を持ってもらい、尾道の建築に対する理解を広げたい。また、昔の技法や職人の技などを実際目にすることにより、現代の日本建築が失いつつあるものを再認識し、技術の継承を提唱し、これからの尾道の家づくりについても考えるきっかけをつくりたいと考えています。「尾道建築塾」はその思いを形にするべく「尾道空き家再生プロジェクト」が一般の方を対象に開いているセミナーです。尾道の町並みを専門家とともに散策したり、ユニークな建物を訪問見学する「たてもの探訪編」と、再生現場で実際の作業を体験する「再生現場編」を開催しています。随時告知を行い参加者を募集しています。各回内容に応じて定員があります。
尾道建築塾 たてもの探訪編2025  更新日:25年04月21日
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歴史あるお寺や神社、坂道と海が織りなす美しい風景......
でも尾道の魅力はそれだけではありません。
これまであまり注目されてこなかった住宅や事務所、銀行建築や土蔵など、尾道の賑わいをいまに伝えるきらっと光る建築たちがこの町にはたくさんあります。

身近な建造物にも興味を持ってもらい、尾道の建築に対する理解を広げたい。また、昔の技法や職人の技などを実際目にすることにより、現代の日本建築が失いつつあるものを再認識し、技術の継承を提唱し、これからの尾道のまちづくりについても考えるきっかけをつくりたいと考えています。
このたびは2つのユニークなコースを専門家とともに散策することで、町の魅力を再発見していきます。


日時:①「失建築〜海岸通りを行く〜」コース
      講師:尾道市立大学美術学科教授 小野 環、
         東京科学大学(旧東京工業大学)環境・社会理工学院教授 真野洋介
    5月18日(日)14:00~16:00 尾道市役所前集合

   ②「祝・有形文化財登録!イシネ事務機を見る」コース
      講師:一級建築士・ヘリテージマネージャー 渡邉義孝
    6月8日(日)14:00~16:00 古浜町交差点、国道2号線イシネ事務機前集合

参加費:各回一般1000円(資料代含む) *学生500円
     *限定各回20名(要予約)

予約・問合せ:電話 080 6323 9921 
        メール mail@onomichisaisei.com
        *予約時に、氏名・電話番号お知らせください

主催:NPO法人 尾道空き家再生プロジェクト
協力:イシネ事務機株式会社



<コースと講師紹介>
①「失建築〜海岸通りを行く」コース

街の代謝は確実に進行しています。そのような変化の中、失われていったものたちに光を当てます。 最近では、地域に長く親しまれてきた福本渡船が 135 年の歴史を終えました。駅前緑地のしみず食堂もなくなり、戦後の マーケットの記憶が失われつつあります。
この度は、2020 年に新築された尾道市役所を起点に、海沿いを西へ歩き、U2 までの「海岸通り」周辺を巡ります。かつ て存在した建物や風景の痕跡をたどりながら、地域の暮らしや産業、建築の変遷を読み解きます。

講師:小野 環
北海道函館市出身。尾道市立大学美術学科教授。専門は絵画・インスタレーション。2001 年より尾道を拠点に活動。2006 年よりアーティス トユニット「もうひとり」として活動。2007 年よりアーティスト・イン・レジデンス AIR Onomichi 主宰。2021 年第 24 回岡本太郎現代芸 術賞特別賞を受賞。主な展覧会に「、VOCA(」上野の森美術館、2004)「、複数形の世界のはじまりに(」東京都美術館、2018)「、Re-edit 再編(」個展、 光明寺會舘、2022)。

講師:真野 洋介
岡山県倉敷市出身。東京科学大学(旧東京工業大学)環境・社会理工学院教授、尾道市立大学大学院美術研究科非常勤講師。専門は都市の再生とまちづくり。主な再生プロジェクトとして「COMICHI 石巻」(宮城県石巻市、2015)、「博労町まちかどサロン」(富山県高岡市、2018)、「サ カサカ」(富山県高岡市、2022)。主な著書に「まちのゲストハウス考」(学芸出版社、2017)「、復興まちづくりの時代」(建築資料研究社、2006)。



②「祝・有形文化財登録!イシネ事務機を見る」コース
 
今年 3 月の文化審議会で「国の登録有形文化財とする」との答申が出された、古浜町のイシネ事務機社屋。
実はこれは、 明治時代の旧尾道警察署を 2.5km 移築した建物なのです。
威厳と美しさを備えた 118 歳の近代建築が、いまなお大切に使われていることは貴重です。市内有数の大スパントラス架 構も必見。
イシネ事務機(株)さんの協力で、内部も見学させていただける貴重な機会です。

講師:渡邉 義孝
1966 年生まれ。一級建築士・ヘリテージマネージャー。風組・渡邉設計室代表。 尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト副代表理事として空 き家バンクや文化財調査を担当。業務のかたわら、台湾、コーカサスなどユー ラシア各地の伝統的建築のフィールドワークを続ける。著書に『風をたべた 日々』『台湾日式建築紀行』『台南日式建築紀行』、共著に『市民がまちを育む ~現場に学ぶ「住まいまちづくり」』、『台湾を知るための 72 章』など。
©2008 尾道空き家再生プロジェクト