歴史あるお寺や神社、坂道と海が織りなす美しい風景…… でも尾道の魅力はそれだけではありません。これまであまり注目されてこなかった住宅や事務所、銀行建築や土蔵など、尾道の賑わいをいまに伝えるきらっと光る建築たちがこの町にはたくさんあります。身近な建造物にも興味を持ってもらい、尾道の建築に対する理解を広げたい。また、昔の技法や職人の技などを実際目にすることにより、現代の日本建築が失いつつあるものを再認識し、技術の継承を提唱し、これからの尾道の家づくりについても考えるきっかけをつくりたいと考えています。「尾道建築塾」はその思いを形にするべく「尾道空き家再生プロジェクト」が一般の方を対象に開いているセミナーです。尾道の町並みを専門家とともに散策したり、ユニークな建物を訪問見学する「たてもの探訪編」と、再生現場で実際の作業を体験する「再生現場編」を開催しています。随時告知を行い参加者を募集しています。各回内容に応じて定員があります。
尾道建築塾 たてもの探訪編2026 ① 絶景の別荘建築〜山手の茶園をめぐる〜 更新日:26年04月17日
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歴史あるお寺や神社、坂道と海が織りなす美しい風景......
でも尾道の魅力はそれだけではありません。
これまであまり注目されてこなかった住宅や事務所、銀行建築や土蔵など、尾道の賑わいをいまに伝えるきらっと光る建築たちがこの町にはたくさんあります。

身近な建造物にも興味を持ってもらい、尾道の建築に対する理解を広げたい。また、昔の技法や職人の技などを実際目にすることにより、現代の日本建築が失いつつあるものを再認識し、技術の継承を提唱し、これからの尾道のまちづくりについても考えるきっかけをつくりたいと考えています。
このたびは2つのユニークなコースを専門家とともに散策することで、町の魅力を再発見していきます。







日時:①「絶景の別荘建築〜山手の茶園をめぐる〜」コース
      講師:一級建築士・ヘリテージマネージャー 渡邉義孝
    5月10日(日)14:00~16:00 長江ロープウェイ乗り場前 集合

   ②「吉和 失建築」コース
      講師:尾道市立大学美術学科教授 小野 環、
         東京科学大学(旧東京工業大学)環境・社会理工学院教授 真野洋介
    6月7日(日)14:00~16:00 古浜町交差点、国道2号線コスモス前集合

参加費:各回一般1000円(資料代含む) *学生500円
     *限定各回20名(要予約)

予約・問合せ:電話 080 6323 9921 
        メール mail@onomichisaisei.com
        *予約時に、氏名・電話番号お知らせください

主催:NPO法人 尾道空き家再生プロジェクト
協力:吉和小学校、(一社)尾道フィルムラボ、LLOVE HOUSE ONOMICHI



<コースと講師紹介>
①「 絶景の別荘建築〜山手の茶園をめぐる〜」コース
 
明治から昭和の豪商たちによって山手に造られた別荘建築群を「茶園」と呼びます。財力を背景にした良材と職人たちの技を凝縮して造られた建築は、どれも文化財級の価値と美しさを備えたものばかり。国宝・重要文化財の古社寺だけでなく、こうした建築群があるからこそ、斜面地の都市景観は唯一無二のものになっていると言えるでしょう。全国で40棟超の登録文化財を申請した建築士を案内役に、建物の特徴や素材・構造をマニアックに学びます。
今回は天寧寺道から登録文化財・ゲストハウスみはらし亭、LLOVEHOUSE ONOMICHI などを内観。
特別に大林宣彦監督の生家の庭(通常非公開)見学も予定しています。

講師:渡邉 義孝
1966 年生まれ。一級建築士・ヘリテージマネージャー。風組・渡邉設計室代表。 尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト副代表理事として空 き家バンクや文化財調査を担当。業務のかたわら、台湾、コーカサスなどユー ラシア各地の伝統的建築のフィールドワークを続ける。著書に『風をたべた 日々』『台湾日式建築紀行』『台南日式建築紀行』、共著に『市民がまちを育む ~現場に学ぶ「住まいまちづくり」』、『台湾を知るための 72 章』など。



②「吉和 失建築」コース

すでに失われてしまった建物や街並みをたどり、かつての風景 や街並みに想いを馳せながら歩くツアーです。 今回は独自の「家船(えぶね)文化」を持つ尾道の漁師町・吉 和を歩きます。今夏吉和小学校内にオープンする「吉和資料室」 で、学校所蔵の民具や星劇団関連の資料を見学した後、1960 年 に焼失した劇場「衆楽座」や地域の生活を支えた銭湯の跡地、 吉和西元町の迷路のような街並みを巡り、国道をくぐり抜け、 最後に正徳浜住宅(通称:漁民アパート)の跡地を訪れます。 生活によって積み重ねられてきた変容する街並みの過去に触れ 吉和小学校内 吉和資料室 ることで未来を考えます。

講師:小野 環
北海道函館市出身。尾道市立大学美術学科教授。専門は絵画・インスタレーション。2001 年 より尾道を拠点に活動。2006 年よりアーティストユニット「もうひとり」として活動。2007 年よりアーティスト・イン・レジデンス AIR Onomichi 主宰。2021 年第 24 回岡本太郎現代芸術賞特別賞を受賞。主な展覧会に、「複数形の世界のはじまりに」(東京都美術館、2018)、 「Re-edit 再編」(光明寺會舘、2022)、「百蝙蝠」(iti SETOUCHI 2025)。

講師:真野 洋介
岡山県倉敷市出身。東京科学大学(旧東京工業大学)環境・社会理工学院教授、尾道市立大学
大学院美術研究科非常勤講師。専門は都市の再生とまちづくり。主な再生プロジェクトとして 「COMICHI 石巻」(宮城県石巻市、2015)、「博労町まちかどサロン」(富山県高岡市、2018)、「サ カサカ」(富山県高岡市、2022)。主な著書に「まちのゲストハウス考」(学芸出版社、2017)「、復
興まちづくりの時代」(建築資料研究社、2006)。



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