傾斜地にある空き家歴の長い家の多くは傷みがひどく、空き家の修復にかかる経費の問題は避けて通れません。特に車の入らない傾斜地では工事費が平地の2〜3倍かかるといわれており大変大きな問題です。空き家再生の修復費用を援助するため、それぞれの再生物件で様々なイベントを行っています。イベント自体を楽しんでいただきながら、斜面地の現状や古い家の良さに触れたり、毎回進化する再生過程を見てもらえればと考えています。
和作ウィーク2026 更新日:26年09月22日
昨年に引き続き、尾道市の名誉市民・洋画家、小林和作旧居を中心にご命日を含む8日間の回遊式イベントを開催します!
今年は尾道市立美術館のご協力で、山本基さんの作品をお迎えしての展覧会となります。
アーティストのレジデンス施設「VILLA WASAKU」として国内外からアーティストさんを受け入れ始めた和作旧居では、展覧会やトークイベント等とともに、新たに完成したサウナルームや戸田芳樹さんのお庭もお披露目します。
また和作さんの友人でもあり、産婦人科医の文化人、小野鐵之助氏の「旧小野産婦人科」を再生した「オノツテビルヂング」のシェアハウス部分と裏庭のギャラリー「瓦全房」、脚本家で和作さんと親交のあった高橋玄洋さんのご実家「高橋家」も同時に公開します。
この機会に尾道の旧市街のあちこちに現存する文化人たちゆかりの地を訪ね歩き、道中の景色も含め尾道の豊かな土壌を一緒にお楽しみください。
人が集うのが大好きだった和作さんを偲んで、たくさんのみなさまにその痕跡を辿ってもらえる機会となることを祈っています。
主催:NPO 法人尾道空き家再生プロジェクト、AIR Onomichi
協力:尾道市立美術館、なかた美術館、和作忌協賛会
後援:尾道市
助成:尾道市市民活動支援事業
内容:オープンハウス、展覧会、トーク、ツアー、ワークショップ
予約・お問い合わせ :電話080-6323-9921
メール mail@onomichisaisei.com
<イベント内容>
■オープンハウス
今年も例年通り、3軒の建物の同時内部見学会を行います。
どちらも、今回の山本基さんの「塩」にちなんで、「海」や「塩」、「潮」などをテーマとした内容となっています。
和作旧居では、お茶室で一息できる喫茶コーナーもご用意しています。
日時:10月31日、11月1,3,4,7,8,14,15日 13:00~17:00 *11月4日は和作旧居のみオープン。
場所:小林和作旧居、高橋家、オノツテビルヂング(旧小野産婦人科)の3会場
*予約不要! どこからスタートでも、会期中別日でも大丈夫です!再入場可。
入場料:3館共通券 1000 円
(3軒の入場料、和作旧居でのドリンク、資料、バッジ付き) *大学生以下無料
小林和作旧居 (VILLA WASAKU)
展覧会「しろきみちのありか」 山本 基
今年の和作ウィークでは、尾道市立美術館で個展「しろきうみへ」を開催中の尾道出身のアーティスト山本基による関連展示を開催します。山本は家族との死別 を契機に「思いをつなぐ」ことをテーマに、一貫して塩を作品素材としたインス タレーション作品を展開してきました。近年は新たな試みもはじめており、その 一端をVILLA WASAKU (小林和作旧居)でご覧いただけます。
VILLA WASAKUはかつて画家・小林和作が40年に渡って居住し、アトリエとし た建物です。1933年に建てられた和風住宅の逸品で、建築的・文化的にも重要 な場所です。2020年に解体の危機に直面しましたが、2024年に文化交流の拠点 として再生されました。 また、茶室で一息できる喫茶コーナーもご用意しています。
今回完成したサウナルームもご覧いただけます。
オノツテビルヂング(旧小野産婦人科)
展覧会「海を描くー小林和作と画友たちー」@ギャラリー瓦全房
和作壁画 @古書TageBuch
小林和作の親友・小野鐵之助は産婦人科医で尾道の芸術文化の発展に貢献した人物。1938年築の旧小野産婦人科は現在、中長期型滞在施設「オノツテビルヂ ング」として再生・活用されています。普段入居者しか見ることができないオノツテの上階も見学できます。再生された空間とともに和作の書もご覧いただけます。
オノツテビルヂ ング裏のギャラリー瓦全房では展覧会「海を描くー 小林和作と画友たちー」を開催。尾道ゆかりの作家 を中心に、「海」を描いた絵画を紹介します。インスタレーションに用いた塩を海へと還し生命の循環を表現する山本基の作品にちなんだ小特集です。
*オノツテビルヂング2階の公開は11/8のみ。
*pop upコーナー「まちあい」ではおにぎりスポット「たみ」さんの塩むすびなどの出店予定です。
高橋家 展覧会 「高橋家にまつわる物語」 アーティスト:横谷奈歩
高橋家は小林和作と交友があった脚本家高橋玄洋氏が若き日に過ごした邸宅です。尾道市助役も務めた玄洋氏の父、高橋武氏もまた和作や鐡之助と交友 関係がありました。AIR Onomichiで招聘された美術家・横谷奈歩は2013年よりこの家の記憶を読み解きつつ、家の空間自体と対話しながら丹念に作品化してきました。横谷の作品にも高橋家の家族の物語のみならず小林和作の エピソードも登場します。
■ トークイベント
瓦全房ギャラリートーク「海の絵の魅力」
講師:永井明生(美術研究者、元美術館学芸員)
展覧会「海を描くー小林和作と画友たちー」を鑑賞しながら作品解説を行います。
日時:10月31日(土) 14:00~
場所:ギャラリー瓦全房(オノツテビルヂング裏庭の奥)
参加費:無料( 共通券で参加できます )*予約不要
トーク「AIROnomichiはじまりと現在」」
講師:小野環(尾道市立大学美術教員、作家) ゲスト:山本基(アーティスト)
山本基を招聘した2007年から現在までの経緯を振り返りつつレジデンスの可能性について考察します。
日時:11月14日(土) 16:00~17:30
場所:小林和作旧居(VILLA WASAKU)
参加費:無料( 共通券で参加できます )*予約不要
■ ツアー オープンスタジオ&トーク~長江エリアのアトリエやギャラリーを巡る~
講師:中曽智子、西川真理子、橋野仁史、山梨千果子(尾道市立大学第1期生)
尾道市立大学の1期生に焦点を当てる企画。スタジオやギャラリーを巡ったのち、VILLA WASAKUにインストールしてあるそれぞれの作品と活動について語ってもらいます。 その後懇親会を行います。ドリンクとお菓子付き!
日時:11月8日(日) 15時集合
場所:オノツテビルヂング *解散は小林和作旧居となります
参加費:一般1,500円 学生500円(入場料・懇親会参加費含む、要予約)
■ ワークショップ 瀬戸内海の海水を炊いて「塩づくり」
講師:そらのき
向島でオーガニックコットンを使った衣服や雑貨を製作・販売しておられう「そらのき」さんを講師としてお招きして、一緒に海水を炊いて塩を作るワークショップを行います。竈門でご飯も炊いて、最後にみんなでその塩をおにぎりにして食べます。
日時:11月1日(日) 13:00~15:00
場所:小林和作旧居(VILLA WASAKU)の裏庭
参加費:2,000円(入場料含む 学生無料 定員20名、要予約)
■Tea ceremony お茶会「シン・無茶会」
11月4日の命日の西國寺での法要後、そのまま和作旧居に集い、和作さんを偲ぶゆるいお茶会を開催します。
かつて和作さんたちが西國寺で開催していたという細かい作法を気にしないカジュアルなお茶会を、和作旧居に場所を変えて、お茶やお酒、お菓子やおつまみを囲んで、ゆるゆると開催したいと思います。和作さんの記憶を伝承してもらう世代間交流の機会になる場を目指していますので、お気軽にご参加ください。差し入れも大歓迎です。
日時:11月4日(火) 16:00~18:00 *入退場自由
場所:小林和作旧居(VILLA WASAKU)
参加費:無料( 共通券で参加できます )*予約不要
©2008 尾道空き家再生プロジェクト














